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HPVワクチン

[2024.02.25]

「HPVワクチンに関する学術講演会」に出席しました。

子宮頸がんは比較的若年の年齢層(20~40歳代)にも発生する可能性があります。HPV(ヒトパピローマウイルス)感染は子宮頸がんのリスクであり、ワクチン接種が推奨されています。

講演会でのキーワードしては下記が挙げられました。

①キャッチアップ接種を強く推奨していること。2022年より1997~2006年度生まれの女性を対象に公費(無償)で接種を提供しているが、まだまだ周知されていない影響か現段階で接種率は少ない。

②ワクチンの有効性(がん発生の予防)、安全性が十分であること。がん検診のみでは特に腺がんの検出率が高くなく、早期発見・治療ができない場合がある。

③現在のところ、2025年3月までが公費対象となり、以降の接種は自己負担(最大で約10万円)となること。

ワクチン含めすべての薬には副作用(有害事象)に注意が必要ですが、がん等の命に係わる病気の予防は最重要と認識し、診療していきます。とても有意義な講演会でした。 

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