くまがい内科クリニック

食道

消化管の一部で、喉から胃にかけての約25～30cm（成人）ほどあります。逆流性食道炎、食道がんなどの疾患があり、症状としては胸やけ、胸の痛みや食べ物の飲み込みにくさ、慢性的な咳などが挙げられます。特にここ最近では逆流性食道炎は若い人にも増えてきています。上記の症状があるようでしたら受診してください。また、喫煙されている方、お酒をよく飲まれる方は食道がんのリスクが高いと言われていますので定期的な内視鏡検査をお勧めしています。

胃・十二指腸

胃・十二指腸潰瘍、胃炎・十二指腸炎、胃ポリープ、胃がんなどの疾患があり、症状としてはみぞおちの痛み、吐き気、胃もたれ感、腹部膨満感などが挙げられます。慢性胃炎においてはヘリコバクター・ピロリ菌感染症を合併していることが多く、除菌療法（飲み薬）を行っております。健診などで胃炎を指摘された方はご相談ください。また、胃・十二指腸潰瘍や慢性胃炎の既往がある方は胃がんのリスクが高く、定期的な内視鏡検査をお勧めしています。

その他、機能性ディスペプシアなどの機能性疾患の治療も行っています。機能性疾患は胃カメラや超音波検査などで明らかな異常が無いことが特徴です。内服療法で症状が改善、軽快することが可能ですので、いつでもご相談ください。

大腸

大腸炎、大腸ポリープ、大腸がんなどの疾患があり、内視鏡検査やCT検査などによる診断、治療を行っています。さらに当院では潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患の診断、治療を積極的に行っています。また、過敏性腸症候群、便秘症などにおいても治療を行っています。

基本的に上記の消化管の病気の診断は内視鏡検査（胃・大腸カメラ）を主としています。当院では経鼻内視鏡や鎮静剤の使用などにより、なるべく苦痛の少ない検査となるよう心掛けています。いつでもご相談ください。