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二州地区ウイルス性肝炎研究会学術講演会

[2022.12.16]

12月14日(水)、第14回二州地区ウイルス性肝炎研究会学術講演会を開催しました(WEB開催)。

金沢大学附属病院 地域医療教育センター 特任教授 島上  哲朗先生をお招きし講演をいただきました。

C型肝炎においては、既に優れた治療効果が期待できる経口薬があり、ほぼウイルス消失が可能な時代となりました。私が医師になった頃はインターフェロン療法が主体であり、治療効果はウイルス消失を得られる方は半数程度でしたし、副作用も問題でした。ここ10年で、経口薬の開発をはじめ飛躍的な治療の進歩だと思います。

しかし、肝炎の治療後も肝臓癌を発症したり、肝臓の機能低下が持続する危険性はありますので、定期的な診察は必要です。C型肝炎の治療歴もしくは診断歴があり、最近医療機関で診療を受けておられない方は受診をお勧めします。その他、肝臓において心配なことがあれば、いつでも相談を承ります。

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