DiaMond Seminer in 大阪
[2024.07.02]
住友ファーマ株式会社様のご厚意もあり、セミナーに参加してきました。新型コロナ感染症の影響もあって、大阪に行くのは久しぶりでした。
講演内容のキーワードとしては日常診療における「Duability(耐久性)」、「Clinical inertia(臨床的惰性)」でしょうか。糖尿病は基本的には苦痛を伴わない病気ですが、悪化・進行してしまうと脳卒中や心臓・腎臓病、肝硬変や肝臓がん・すい臓がんなど悪性腫瘍のリスクが高くなります。血糖やHbA1cを目標値になるよう、妥協することなく積極的に治療を行うことや、副作用や病気に伴い治療自体が困難になることの無いように、それぞれの患者さんの状態に応じて適切な治療を行うことが必要です。定期的な診察において体の異変の有無や血液検査、尿検査などはもちろん、当院では腹部超音波検査、CT検査、内視鏡検査(胃・大腸カメラ)なども行いつつ、患者様の全身を診療するように心掛けていきます。
明日からの診療の糧となる、貴重な講演会となりました。家族へのお土産は冷凍のたこ焼き、お好み焼きで。